結婚式なんてお金の無駄!バカバカしい?

ブライダル
この記事を書いた人

27歳/OL/元ウエディングプランナー🍀
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この記事を呼んでほしい人
  • 結婚式をやりたくないけど仕方なくやる人
  • 結婚式はバカバカしいと考えているが周りに共感してくれる人がいない
  • 少しでも結婚式に前向きな気持ちを持ちたい人

現在では結婚式をしないカップルいわゆる「ナシ婚」が当たり前のように増えています。

確かに金銭的な問題や、準備の大変さなどを考えるとやらなくていいと思ってしまう気持ちはよく分かります。

正直バカバカしい。
ただの目立ちたがりの人がやる自己満足のイベントでしょ?
大金を使うなんて無駄使い。

そんな風に思っている人、男女問わず多いはず。

そんな人の中には、

奥さんにやりたいと言われたら断れない。
両親にやってほしいと言われた。
旦那さんが目立つことが好きでどうしてもやりたいと説得された。

さまざまな理由や事情でやりたくない気持ちを我慢して結婚式をする方もいます。やりたくないことに大金をかけるのってすごく嫌ですよね。お金の無駄だと思いながら結婚式をしたらなおさら後悔してしまいそうです。

そんな人たちに向けて少しでも、そして無理矢理にでも(笑)、前向きな気持ちで結婚式ができるように本記事では結婚式をやるメリットをご紹介します。

私がウエディングプランナーとして働いていた時、乗り気でなかった新郎新婦も結局は「結婚式をして本当によかった」と口にしているのをよく耳にしていました。

実際、やってみないとその価値には気づけないということもあるのだと思います。
なので私はさまざまな理由があっても、結婚式はやった方が良い、やる価値があると思っています。

結婚式をやりたくないと思ってしまう理由

結婚式や披露宴・披露パーティーをしなかった人に「結婚式をしなかった理由を教えてください」という質問をしたところ、下記のような結果でした。

費用が高かったから 47.9% 
結婚式や披露宴に意味を見いだせなかった 34.0% 
夫がやりたくなかったから 21.3% 
妻がやりたくなかったから 21.3% 
家族・親族がやりたくなかったから 5.9% 
その他 9.0%

出典元:ハナユメ結婚式準備ガイドhttps://hana-yume.net/howto/no-wedding-ceremony/

結婚式をやらない理由は人それぞれですが、やはり費用が高いことが1番多い意見のようです。

他にも考えられる理由
  • 目立ちたくない、目立つことが嫌い
  • 呼べる友人が少ない
  • 準備が大変
  • 自分達の式をつまらない、楽しくないと思われないか不安
  • 感謝とか、感動とかが苦手

ひとつひとつ見ていきましょう。

費用が高い

結婚式は2〜3時間のために、何百万のお金を支払います。冷静に考えるととんでもなく恐ろしいですよね。笑

日々コツコツ努力を重ね、嫌な上司に耐え、人間関係に耐え、時間を割き貯めたお金をそんな一瞬のために使ってしまうなんて、、、バカバカしい。

無駄使いにも程がある。そう考えても仕方ないのかもと、結婚式をやった方がいい派の私ですら思えてきてしまいます。。。

目立ちたくない、感謝とか、感動とかが苦手

性格上、目立ったり人に注目されることが苦手な方がいます。

「元々自分の容姿に自信がないのに綺麗なドレスを着て主役として過ごすなんて、恥ずかしい。それでお金もかかってしまうんだったら尚更やらなくて良い。」

そう考えることは自然なことです。そんな風に考えることはおかしいことでも全くありません。特に日本人はそう考える方も少なくないはず。私もどちらかというとそう考えるタイプです。

呼べる友人が少ない、誰を呼ぶか決めるのが大変

結婚式というと新郎新婦の友人がたくさん来てワイワイと楽しんでいるイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。

「私は友人が少ないから、結婚式をしてもあまり意味がないんじゃないか。」「新郎側の友人がたくさんいるのに新婦側が少ないと変だよね。」

そのような考え方が理由でやりたくないと思っている人もいると思います。

また、どこまでの関係の人を呼んだら良いか分からないというのも結婚式の大変なところです。

実際にプランナーとして働いていた時、新婦様から「本当は呼びたくない苦手な友人がいる。でもその人の結婚式の時に自分は呼ばれたから呼ばないといけない。」と話をされたことがあります。

女性の友人関係ってこういうところが本当に大変です。笑

この新婦さんの気持ち、よく分かる!って方が結構いると思います。

今はほとんどの方がSNSをしている時代なのでその苦手な友人を呼ばなかった場合に、誰かが自分達の結婚式の写真をSNSに載せてその人が見て気づいちゃって呼ばなかったことがバレてしまうかも!!💦と不安になってしまいます。

準備が大変

結婚式はとにかく準備することがたくさんあります!

だいたい半年前から打ち合わせを進めて、どんなに準備を進めても本番1週間前にはバタバタしてしまいます。

準備を楽しめる人がいる反面、大変だな〜面倒だな〜と感じてしまう人も多いです。

しかも自分達だけではなく、引き出物や席次など、親御様の意見も聞きながら決めなくてはいけないものもたくさんあります。

相手の親御様にも気を使わなくてはいけないこともあると、楽しみだった結婚式も不安に襲われてしまうかもしれません。

自分達の式をつまらない、楽しくないと思われないか不安

今まで結婚式に参列してあまり良い印象を受けなかったという方はいませんか?

披露宴は退屈ですごく長く感じたり、内輪で盛り上がっていて温度差があり楽しめなかったなどという印象が残っている場合、自分達の結婚式でもお客様にそう思われるんじゃないかとやりたくなくなってしまう気持ちが芽生えます。

それは偶然にもそのような結婚式に当たってしまっただけで、そういった結婚式ばかりではありませんが、確かにそう思っても仕方ありませんよね。

それでも結婚式をした方が良いと考えるメリット

このように結婚式はやらない、やりたくないと考える理由はさまざまですが、私はそれでも結婚式はした方が良いと考えます。

結婚式って何のためにやるのでしょうか?大金をかけてまでやる意味があるのでしょうか?

自分達の自己満足のため?
それぞれの親族や友人たちにお相手をお披露目するため?
一生に一度だから?

いずれも間違いではありませんが、それだけではありません。そこでウエディングプランナーとして何件もの結婚式を見てきた私が考える結婚式をするメリットについてお伝えします。

お世話になっている方へ一度に結婚の報告ができる

結婚式をすれば、個人個人に結婚の報告をする必要がなくなります。個別で報告をするのって想像より大変です。

報告があまり遅くなるのは良くないため、ある程度期限内に報告に回らないといけません。ですが忙しい日々の中ではそんな時間を取るのも大変だし疲れます。

その代わり結婚式をすればその必要がなくなります。

二人の絆が深まる

事前にお伝えしたように結婚式はとにかく準備が大変です。

例えば新郎様が準備の意欲がなく、協力が足りないせいで新婦様が不満を溜め込んだり、お互いのやりたいことが食い違って口論になったりと、夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともあります。

プランナーの前でも言い合いになって冷戦が続いていたカップルもいました。ですがそんな二人も当日を終えると笑顔になり冷戦もいつの間にか終わっています。笑 むしろ、二人で成し遂げた達成感と当日の感動で、絆が深まります。

結婚式準備という困難を乗り越えたことで、この先簡単なことでは離れない深い関係性が築かれます。

結婚式をした夫婦の方が離婚率が低いと言われるのはこのことが理由かもしれません。

日頃の感謝を伝えられる

「結婚式でなくても感謝は伝えられるでしょ」

そう考える人が多いですが、実際は本当にそうでしょうか。

気持ちって意外と伝わっていなかったり、身近な大事な人たちにほど「照れ」や「恥ずかしさ」が邪魔をして感謝を直接伝えられないことがあります。

今の自分達がいるのは育ててくれた両親、たくさん相談に乗ってくれたり一緒に楽しい時間を過ごしてくれた友人、困った時にアドバイスをくれたり助けてくれた職場の方達、関わってくれた多くの人たちのおかげです。

そんな人たちが一斉に集まってくれる場が結婚式です。

自分は多くの人に支えられていると実感できます。そんな皆さんに美味しい料理を食べてもらって素敵な空間で非日常的な楽しいひと時を過ごしてもらう。このことが感謝を伝えることにつながります。

普段は恥ずかしくて言えないこと、できないことも結婚式ならできます。

さらに今後もお世話になる、自分達の助けになってくれるであろう人たちへ感謝を込め最大限おもてなしをする。これなら大金を使う価値があると思います。

結婚式をやりたくないと考える人は、「自分達のためだけじゃない、日頃支えてくれる大事な人たちのためにやる意味があるんだ」と考え方を変えるだけでだいぶ気持ちが楽になると思います。

親孝行ができる

結婚式は何より親孝行になります。「自分はウェディングドレスに興味が無いけど、親のために着よう。」理由はそれで良いんです。

ドレスは必ずしも自分のためだけに着るのではありません。そうでないと、親が死ぬ時に「見たがっていたドレス姿、見せてあげたら良かった」こんな風に後悔するかもしれません。

当たり前ですが親も、私たちも命には限りがあります。さらに「いつか親孝行したい。」そう考えていてもなかなか普段の生活でできる親孝行は限られてきます。

旅行に連れて行ったり、孫に会わせたりすることももちろん親孝行です。素敵な思い出を残せます。ですが結婚式はそれに加えて、堂々と感謝を伝えることができます。言葉で伝えないと気持ちは意外と伝わりません。

感謝や感動が苦手という方も、いずれ親との別れが来たときに後悔しないためにも結婚式という場を利用して親孝行してほしいです。

普段の生活で感謝の言葉を口にすることは恥ずかしくてなかなかできませんが、結婚式なら想いを伝えやすいですし思い出も残せます。

例えば感謝の手紙を渡したり、感謝状を渡したり、花束を渡したり、想いを形にすることだってできます。このことが結婚式をやる最大のメリットではないかと思います。

中には親に花束の代わりとして、もしくは花束と一緒に記念品(プレゼント)を渡す方もたくさんいます。

そんな方におすすめの記念品を紹介しておりますのでもし気になる方がいればぜひ下記の記事も読んでみてください✨

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最後に

いかがでしたでしょうか。これを読んでも全然腑に落ちない、結局結婚式をやる気にはなれない。そんな方ももちろんいると思いますが、後悔だけはしないようにして欲しいなと思います。

また、結婚式はマイナスなことだけではない、必ず自分にとって良いこともあると考え直していただけるキッカケになれば嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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